ケルティックハープってなぁに?
【 ハープ 】
ハープとは、狩猟用の弓が起源と考えられる弦と反響板が垂直に構成される竪琴(撥弦楽器)の総称です。古代エジプト・メソポタミアの記録や遺物で確認できるほどの長い歴史を持つ楽器です。ハープにはおよそ20種のバリエーション(ケルティックハープ・アルパ・グランドハープなど)が存在しており、世界中に分布しています。オーケストラには、全高180cmを超えるような大型のグランドハープが含まれていることもあるため、ハープといえばグランドハープを思い浮かべる方も多いかもしれません。
【 ケルティックハープ 】
ケルティックハープとは、12世紀以降、ケルト文化圏(アイルランド・ウェールズ・スコットランド・フランス/ブルターニュ地方・スペイン/ガリシア地方など)で発展したハープの一形態です。全高はおよそ50cm〜130cmでフォークハープ・アイリッシュハープ・レバーハープなどと呼ばれることもあります。近年、アニメーションやゲーム音楽などの影響もあり、日本でも愛好家が増えています。
なぜケルティックハープなのか?
【 ケルティックハープの教育的効果 】
・「こども」の音楽とのふれあいは、従来から情操によいとされてきましたが、近年では脳が活性化されることにより情操の他、言語能力・運動能力・社会性の向上に良い影響があるとする研究結果が報告されています。
・ケルティックハープは、およそ2~4オクターブの音域を持ち音階順に弦が並んでいます。そのため運指さえ習得すれば、楽譜が読めなくとも直感的に演奏ができる楽器です。指先を多く動かすことは、脳を刺激し、集中力・思考力・記憶力・言葉を操る力・運動機能などの発達を促すともされています。また欧米などでは、ケルティックハープは音楽療法にも使用されており、その癒しの音色からリラックスや落ち着き(鎮静)の効果が広く認められています。これらのことから、ケルティックハープに「こども」が触れることは情操と感性の発達に大きく貢献できるものと言えるでしょう。
【 今まで存在しなかった 「こども」のための ケルティックハープ 】
・幼児がお稽古事としてケルティックハープを習う場合、大人用の22弦程度のラップハープ(膝のせハープ)を使用することが一般的です。しかしながら、大人と身体的サイズの全てが異なる幼児が、大人用の楽器を演奏せざるを得ないことは「こども」に対して「やさしい」とは言えません。高級楽器を恐る恐る扱うのではなく、気持ちの赴くまま、気軽に、音や音楽を日常の遊びに持ち込める、そんなコンセプトで誕生したのが幼児教育用ケルティックハープ「スタート」です。幼児教育・保育現場での使用を前提に、幼児用ケルティックハープ本体と指導教本や演奏指導方法を同時に開発しているため、導入後にスムーズな運用を行うことができます。
・すでにバイオリンやトランペットなどの導入事例は多くありますが、幼児にとってこれらの楽器の「音を出す」というハードルは意外に高く、また都度外部から演奏指導者を招く必要があるなど、日常の運用が容易とはいえません。ケルティックハープであれば弦を弾くだけで音を出すことができ、指一本から、遊びを通して、領域「表現」活動や音楽教育を楽しみながら進めることが可能です。
教育・保育施設へのケルティックハープ導入のメリット
施設の高付加価値化・競争力強化へのメソッド
- 情操教育の一助として
- 音階の理解や音感を養うために
- 優雅で高級イメージのあるレアな楽器の導入による施設価値の向上
- 参観や演奏会などを通した保護者への領域「 表現 」活動注力のアピール
教育・保育現場へのスムーズな導入ツール
幼児教育用ケルティックハープ指導教本
「たのしい こどものハープ」
幼稚園教育要領解説の「音楽や音で遊び、楽しさを味わう」理念に則り、ケルティックハープという初めての楽器とその音色を楽しむことに主眼をおいた教育・保育現場用指導教本です。日常の領域「表現」活動に役立つ「音あそび」篇と、すぐに現場で実践できる楽曲集「弾いてみよう」篇の2部構成です。
・上原奈未(ケルティックハープ演奏家)著
・津田奈保子(大阪芸術大学 初等芸術教育学科准教授)著/監修
・A4縦サイズ40ページ
指導者(幼稚園教諭・保育士)向け
ケルティックハープ演奏グループレッスン
第一線で活躍するプロ演奏家が、幼児教育用ケルティックハープ指導教本に基づく演奏レッスンを行います。ご購入器材を使用したグループレッスンなので、定額料金で複数名(ご購入台数以下)でご受講いただくことができます。
・演奏グループレッスン「 Essential 」(45分×全3回)ケルティックハープの基礎的な演奏技能・知識・指導方法・メンテナンス方法などについて講習します。
・演奏グループレッスン「 Advance 」(45分×1回)補講(オプション)として、さらなる演奏技能・指導方法の向上を目的とします。定期的な受講をお勧めします。
幼児の使用に特化した世界的にも珍しいケルティックハープ
旋律楽器として、またグリッサンドや和音など音楽づくりの楽器として、
独奏からアンサンブルまで幅広い音楽活動に対応します
- ・音あそびや童謡などの演奏に十分な2オクターブ15弦の音域(C4〜C6)
- ・長期にわたって使用できる修理を考慮した設計と容易なメンテナンス性
- ・幼児の使用を考慮した耐久性
【 Type C 】
伝統的なケルティックデザイン
- 【サイズ】
- H467×W209×D297(mm) ※1
- 【重 量】
- 約1,506(g) ※1
- 【木 材】
- シナ共芯合板
- 【反響板】
- バーチ合板
【 Type G 】
洗練されたゴシックデザイン
- 【サイズ】
- H467×W186×D312(mm) ※1
- 【重 量】
- 約1,446(g) ※1
- 【木 材】
- シナ共芯合板
- 【反響板】
- バーチ合板
幼児教育用ケルティックハープ ★startの特徴
【 ペーパーウッド 】
ピンブロック&ピラーパーツには、 意匠性の高いペーパーウッド (シナ単板と色付再生紙の 積層合板)を採用 ※2
【 弦間隔 】
幼児の手の大きさに 最適化した弦間隔
【 ピラー形状 】
演奏時も運搬時も 幼児が握りやすい ピラー形状
【 無機塗装 】
安全性が高く アレルギー問題にも 安心な無機塗料を採用
【 ラバークッション 】
膝に載せて演奏する際にサウンドボックスの 安定性を高めるラバークッション(オプション)
【 チタニア 】
SIAA抗菌/SIAA抗ウイルス処理を標準採用 ※3
【 サウンドボックス 】
幼児が演奏保持しやすい サウンドボックスデザイン
【 サウンドボード 】
高級材バーチ合板を採用し 小型ながらもパワーのある サウンドを実現したサウンドボード
【 地域産材 】
音色の心臓部である レインフォージングバーに メーカー地元産材「おおさか河内産材・ひのき」を使用